夏休みはエンターテイメントショー すぐCOCOアート!! 作り出せ! 最高の夏 〜冒険の扉を開け〜
尚美学園大学芸術情報学部舞台表現学科ダンスコース
3年生履修 舞踊表現演習Ⅰ・総合演習Ⅰの履修学生が、参加しています。
2019年8月18日 終演いたしました。
今回は、私達にとっても大冒険でした。たくさんの新たな扉を開けることとなり、子供達と共に進んで参りました。
事業としても これまでのACC (公財)荒川区芸術文化振興財団の共催事業として活動してまいりましたが、今回は、私が、ACC より委託を受け、ACC の主催事業としての開催となり、新たな流れの中で取り組むことにもなりました。
そして、子供達と共に、初のホール公演!
子供達は、7月20日から8月18日までという、ひと夏を費やしての取り組みとなり、子供も大人もまさに、すぐcocoアート‼︎と過ごす夏休みでした。
子供達にとって、最高の夏になるべく、新たな出会い新たな取り組みに、子供達の様子をみながら試行錯誤とチャレンジの日々となりました。
その取り組みの中でも、子供達が大きく変化したのは、17日の舞台稽古でした。
今回は、すぐCOCOアート!!初のホール公演でもあり、たくさんの初舞台の子供達が舞台に挑みます。舞台は、暗かったり、通路が狭かったりで、いつもの練習会場より危険がいっぱいです。そのため、我々も子供達に怪我のないように、細心の注意に心がけて参りました。その取り組みが子供達に伝わるのでしょうか。
いつも以上に声かけに耳を傾け、待機も静かにし、舞台上ではいつも以上に、表現してくれていました。 改めて、子供達はわかっているし、見ているんだと、そして、大人の本気は、受けとめてくれてくれるんだということを改めて感じることができた現場でした。
今回は、自分が描いた殻から飛び出し、子供らしく明るく元気に、リズムにダンスに歌と様々な表現に挑戦しました。
我々は、子供達が短期間で成長していく姿やその子供にしかない素直でまっすぐな表現を見た時に感動するのと同時に、だから伝わるんだ子供達から改めて学びます。
我々にとっても学びの場であり、ダンスや音楽を通して成長していく時と場所を一緒に創り出すことが、すぐcocoアート‼︎なのではないかと感じました。
この時と場所から生まれた感動が子供達の成長と豊かな未来へ繋がることを願ってやみません。
そして我々自身が、今を真剣に生きている姿さえも子供達の眼差しに映し出され、その瞳の輝きになれるよう努力していく所存でおります。
さらに成長した子供達と出会う夏がやってくることを心待ちにしています。出演者一同また、やってみたい!そんなワクワクする夏でした!
ACC(公財)荒川区芸術文化振興財団、舞台の千早先生、照明の金子先生、音響空間デザインの松尾謙さん、プロジェクションマッピングの野地先生、衣装の本柳里美さん・岩戸洋一さん、日暮里サニーホールスタッフ、音楽の東大路憲太さん、小西徹郎さん、出演者の 金刺由大さん、エミ・エレオノーラさん、村山岳さん、髙橋あすかさん、渡邊ありささん、野口花代さん、紫竹康太さん、半田正彦さん、矢萩もえみさん、西岡翼さん、阿部朱里さん、中村若葉さん、尚美学園大学芸術情報学部舞台表現学科ダンスコース 3年生、参加した子供達、保護者の皆さん、そしてこれまですぐCOCOアート!!を育ててくださった皆様、
心より感謝申し上げます。 本当にありがとうございました。
今回の経験を次回に生かし「すぐCOCOアート!!」は、成長してまいります。
今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。
(1)タイトル
夏休みは エンターテインメントショー
すぐCOCOアート!! つくり出せ!最高の夏 〜冒険の扉を開け〜
(2)キャッチコピー
すぐここに、ダンスやバトンにパントマイム、世界中で活躍しているプロの音楽家やアーティスト達が大集合!
この街から生まれた「すぐCOCOアート!!」は、アーティストと一緒にワークショップ体験や舞台表現ができる「ここにしかない企画」です。2019年夏!! 新たな冒険がここからはじまる!
(3)すぐCOCOアートについて
「すぐCOCOアート!!」とは、小・中学生対象のダンスワークショップを行い、その成果を舞台上で表現する企画です。公募により集った小・中学生が、世界中で活躍しているプロのアーティスト達によるワークショップを通じて、ダンスや音楽、そして表現と出会い、模倣や創作活動体験の中から「生み出す力」「コミュニケーション力」を楽しく体験します。
様々な発想をモチーフに創作された「独自のダンス作品」を舞台で表現し、子どもたちの成長とその活動の成果を広く発信していきます。その中で、たくさんのアイデアが生まれる瞬間を体験し、思ったことや感じたことをみんなで創りだしていきます。「うわ!すごい!できた!」そんなワクワクする時間の中で、子どもにしかできないこと、大人だからできること、それぞれの今を重ね、冒険の扉を開け進んでいきます。
(4)公演について
1)日 時:2019年8月18日(日) 15:00開演(30分前開場)
2)会 場:日暮里サニーホール【全席自由】
3)座席数:358名(スタッキングチェア176、ロールバックチェア182)
4)料 金:一 般…大人2,000円 子ども(中学生以下)1,000円 親子ペア2,500円
友の会…大人1,800円 子ども(中学生以下) 900円 親子ペア2,250円
※3歳未満の保護者膝上鑑賞無料、親子ペアは大人・子どもの計2枚
5)販 売:文化センター、サンパール、サニーホール、ムーブ町屋、ふとんの店オカモト
前田園、WEB
指導者・出演者紹介
舞踊家、モダンダンス、コンテンポラリーダンス
清水フミヒト
尚美学園大学 芸術情報学部 舞台表現学科 准教授
ダンサーとしての活動、舞台制作、舞踊教育など多角的な舞踊活動と共に、舞踊の枠を外し美術家、音楽家、演劇との協働を積極的に行い教育や社会に貢献していくつながりを追求し、生み出す力、見つめ合う力を育む公演活動、教育プログラム、体験ワークショップを国内外で開催している。2015年からは、アメリカにおいて振付創作活動を海外アーティストと共に制作しコンテンポラリーダンス公演を開催している。
平成20年度新進芸術家海外留学制度1年派遣研修員(New York)
岡山県岡山市主催ダンス・インキュベーション・フィールド岡山、講師。
全国舞踊コンクール第一位 文部科学大臣賞、東京都知事賞他多数受賞。
北海道教育大学函館校モダンダンスクラブコーチ
和太鼓奏者 金刺由大
■和太鼓兄弟ユニットは・や・との三男。
和太鼓の概念を打ち破る、しなやかでエキサイティングなパフォーマンスは各方面から注目を浴び、日本国内はもちろん、日本国外でも大絶賛を受ける。
■2008年、日本で行われたメジャーリーグ開幕戦のオープニングセレモニーでの演奏や、ゆず・夏のコンサートツアーのライブ音源や、2015年にはARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism に参加など、現在最も注目を集める和太鼓奏者である。
また年間70公演以上の学校公演を行い、若い世代への和太鼓、邦楽の普及にも力を注いでいる。
ミュージシャン、作曲、編曲家、女優、音楽芸者
エミ・エレオノーラ
■東京生まれ。
20世紀末、ドイツのプロデューサーに「エレオノーラ」と命名され、以来アンダーグラウンドからメジャーシーンまで、ジャンル、表現方法を問わないボーダレスなアーティスト活動を展開中。1992年結成のバンド「デミセミクエーバー」のボーカリストとしてインディーズ、メジャー、アメリカデビューを果たす。クラブ界隈での奇抜なピアノパフォーマンスによるソロ活動、作詩作曲編曲、本の出版、舞台、映画にも多数出演。
~作品~
■舞台
『ヘドウィグアンドアングリーインチ』(青井洋二演出)、イッセー尾形の音楽劇、『三文オペラ』(宮本亜門演出)、『中国の不思議な役人』(寺山修二脚本/白井晃演出)、『あゝ、荒野』(寺山修司原作)、『トロイアの女たち』『青い種子は太陽の中にある』(以上、蜷川幸雄演出)、『シダの群れ』『青い瞳』(以上、岩松了演出)『メトロポリス』(串田和美演出)など。
■映画
『マチコのかたち』(白河光司監督)『東京エスカレーター』(野沢直子監督)『I.K.U』(シューリーチェン監督)『ロッカーズ』(陣内孝則監督)など。
■著書
映画『プリシラ』ノベライズ、『何て素敵!』、『DRAG』(森園みるくの漫画の原作)など。
■楽曲提供、プロデュース
UA、三上博史、石川セリ、など。
■音楽監督作品
映画『真昼の花』(角田光代原作/秋原正俊監督)、舞踊家(清水フミヒトや館形比呂一)への舞台音楽、竹邑類ザ・スーパー・カムパニィ『WHITE・Review』、石川セリ最新作『Re:Sexy』(ユニバーサル)、舞台『シダの群れ3』(岩松了演出)、スパリゾートハワイアンズ 「グランド・ポリネシアンショーの」音楽、など。
Composer/Arranger
東大路憲太(Kenta Higashiohji)
株式会社IMAGINE所属。
1994 年東京生まれ。桐朋学園大学作曲科卒業。
3 歳より両親からバイオリンとピアノの手ほどきを受ける。
10 歳よりギターを始めメタルとジャズに傾倒。
高校でのバンド活動をきっかけに作曲の道を志す。
大学在学中劇伴に興味を持ち、井内啓二氏との出会いをきっかけに劇伴現場に関わるようになる。オーケストラ・生楽器の響き、ジャズのコード感、ロックのスケール感を好む。
【主な仕事】
ゲーム プリンセスコネクト!Re:Dive(2018) BGM担当
アニメ 劇場版ポケットモンスター”みんなの物語”(2018) BGM担当(共作)
アニメ ゲゲゲの鬼太郎6期ED(2018) 編曲担当
バトン 高橋あすか
4歳からバトンを始め、全日本、世界選手権に出場し数々のタイトルを獲得。
2005年にバトンスタジオA&Bを開設。
生徒も全日本、世界大会で優勝するなど実績をあげ指導者としても精力的に活動し、自身もイベント、舞台、テレビCMなど多方面で活躍している。
パントマイム 渡邊ありさ
■ダンサーとしてNHK紅白歌合戦や水族館イルカショーを始め、映像や舞台など多方面で活躍。
■2012年よりアメリカ仕込みのパントマイムを学び、現在は全国での公演に参加する傍ら、ダンスやマイムのワークショップを行う。
自身でも音楽家やデザイナーなど、他ジャンルのアーティストとのパフォーマンスライブを企画。
タヒチアンダンス 野口花代(Kayo Noguchi)
1986年北海道生まれ。
Tahitian dancer。
Tahitian dance school "hina fetia"代表。
幼少からクラシックバレエやジャズダンスを学び、様々なステージ出演を経験。
19歳でフラとタヒチアンダンスを学び始め、2010年にhina fetiaを設立。
タヒチアンダンスを中心に、様々なステージやイベントに出演。
ジャンルにとらわれない表現活動を展開中。
清水フミヒト氏が演出・構成・振付の作品【Water Flow】アメリカ公演、札幌公演出演。【すぐCOCOアート】【すぐCOCOアートin USA】に参加。
バレエ 紫竹康太
■北海道出身。4歳でバレエを始める。岡田佳子に師事。
■2009年より久富淑子バレエ研究所へ移籍。久富淑子に師事
第9回北海道バレエコンクール ジュニアA 入賞1位、審査員特別賞受賞
■2012年、Royal Academy of Dance IntermediateをDistinctionで合格。
翌年、Advanced1をDistinctionで合格
■2013年、バンコクシティバレエに留学
■2015年、ABC-TOKYOバレエ団入団
■2016年、同バレエ団でコンテンポラリー作品「Rise」を振付
同バレエ団の各公演、海外ツアーにも参加、ステージマネージャー、コリオグラファーも務める。
■2017年にABC-TOKYO創立者三谷梨央と共に新作を発表。外部ではゲストとして出演、振り付け、指導などで活動。
ダンス 半田正彦
2007年 研ナオコLOVELIFE LIVE35th Anniversaryにバックダンスとして出演
2010年3月石井みどり追善公演出演
10月上海万博民間文化交流公演 出演
2015年12月寒水泰江舞踊生活60周年記念公演「舞い踊る人生」に出演
2016年~2018年SHIMIZU Bureau主催すぐCOCOアート!!に出演
2917年~2018年
第55.56回岡山市芸術祭「駅前V、VI」清水フミヒト作品、WaterFlow、BlueFlowに出演
2018年3月現代舞踊、名作劇場「プロメテの火」に出演
2018年10月「時代を創る」公演に出演
モダン、JAZZ、HIPHOP、LOCK、POP、タップ等あらゆるジャンルを踊り幅広く活躍中。
委託事業のワークショップや荒川区尾久、峡田の児童館でヒップホップを教え成人事業でのエクササイズや体幹ストレッチ等も行なっている。
ダンス 矢萩もえみ
北海道出身。YOSAKOIソーランから踊りを始める。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業後、名倉ジャズダンススタジオ公演、北島三郎公演、島津亜矢公演、舟木一夫公演(日本舞踊での出演)、新国立劇場オペラ、レビューショー、和栗由紀夫舞踏アジアツアー、TV、CMなど、様々な舞台で活躍中。音楽家、美術家とのコラボレーションも多数。2016年7月、清水フミヒト演出・振付、アメリカ公演「Water Flow」に出演。また、2010年よりジャズダンスチーム「Norm(ノルム)」を結成し、子供たちへの指導、振付を行う。
ダンス 西岡翼
大阪生まれ千葉育ち。山田あつこ、清水フミヒトに師事。
7歳より山田あつこのもとクラッシックバレエを始め、9歳よりモダンバレエ、大学入学後コンテンポラリーダンスを始める。
コンクールでは、千葉県選抜新人舞踊公演 モダンダンスジュニア部門・新人部門ともに第1位、埼玉全国舞踊コンクール モダンダンス一部成人第3位、NBA全国バレエコンクールコンテンポラリー部門第2位、その他にも数々の賞を受賞した。
ニューヨークへ留学し、The Ailey Schoolに特待生として在籍。
主な出演経歴としては、清水フミヒト演出・振付『Water Flow』北海道,岡山,ワシントン公演、NBAバレエ団公演『Direction Selection』、Alvin Ailey American Dance Theater『Ailey Spirit Gala』“Battlefield”などがあり、Marcus Jarrell Wills, Omar Roman de Jesus の作品にも出演した。現在、ニューヨークを拠点に活動している。
ダンス 阿部朱里
1997年3月4日生まれ。北海道北見市出身。日本女子体育大学体育学部運動科学科舞踊学専攻卒業。4歳からクラシックバレエを習う。高校時代、清水フミヒト氏との出会いを機にコンテンポラリーダンスに傾倒。大学在学中はダンスプロデュース研究部に所属し、幅広くダンスを学ぶ。岩淵貞太作品「曙光」初演出演後、舞踏に興味を持つ。その他鈴木ユキオ作品「JUICE」やバックダンサーとしても数々の作品に出演。
バス・バリトン歌手 村山岳
東京藝術大学音楽学部声楽科卒。04~07ベルヴェデーレ国際オペラコンクール日本予選にて最高位で世界本選(ウィーン・カンマーオペラ座)出場。ウィーン音楽祭芸術週間に出演。
サイトウキネン・フェスティバルにて小澤征爾指揮:「グレの歌」に出演。
仙台フィルハーモニー管弦楽団の第九のソリスト、広島交響楽団とコンサートで共演。
山田和樹指揮:横浜シンフォニエッタ&東京混声合唱団のモツレクのソリストとして共演。
アニメ‘神撃のバハムート’等多数のレコーディングに参加。日本外国特派員協会にてジョイントディナーコンサートに出演。
ピアニスト小原孝、Vn.川井郁子、アカペラグループINSPi杉田篤史
と著名なアーティストとの共演も多い。東北元気市場での建長寺での追悼ソロ・コンサート、四国八十八ヶ所仙遊寺での
追悼ソロ・コンサートに出演。岡山市芸術祭「駅舞」や日本神話byマークエステルの舞台(高松公演)で国際的に活躍するバレリーナ&ダンサーと共演。西日本放送ラジオ等、全国各地にて多数出演。
10年~12年立教大学兼任講師として、芸術的人間学を担当。香川県坂出市教育委員会音楽振興アドヴァイザー。
フリーランスの歌手として活躍中。
音響空間デザイン 松尾謙
サウンド-1 1979年ドイツ生まれ、奈良県在住。演劇、ダンス等の舞台音響をはじめ、様々なアートイベントや個展などで音を使った空間演出。「音響空間デザイン」を手掛ける。文学や映像では残せないその場限りの「空間作品」を通して、音の持つさらなる可能性をより多くの人に広める活動に取り組む。アーティストユニット「ATWAS」にも所属。
中村若葉 広島県広島市出身。 3歳より中田千湖バレエシアターにて中田千湖に師事する。2016年より渡米し、ニューヨークにあるアルビン・エイリースクールにて2年間様々なジャンルのダンスを学ぶ。 現在は東京に拠点を移しフリーランスダンサーとして活動する。
尚美学園大学芸術情報学部舞台表現学科ダンスコース3年生
岡山市芸術祭参加時の練習風景です。
2017年7月21日 すぐCOCOアート!! 真夏の大冒険 ダイジェスト映像です。
2016年1月31日 の本番のダイジェスト映像です。ぜひ、ご覧ください。
2016年 すぐCOCOアート!! スノーフレイク本番前半映像
2016年 すぐCOCOアート!! スノーフレイク本番後半映像
全5回のワークショップを開催し、プロで活躍しているダンサー、バトントワラー、パントマイミスト、ミュージシャンが子ども達に直接振付指導します。ワークショップ全日程終了後に本番へ!
2015年に初めて開催された時の練習風景です。この時は、子供達7人からのスタートでした!
こちらは、2016年 すぐCOCOアート!!ダンスワークショップの写真集です。
※保護者の皆様から、写真の掲載の許可をいただき、編集しています。