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暁光の弔い  フローレンス・ナイチンゲールの見た世界

タイトル:  暁光の弔い  フローレンス・ナイチンゲールの見た世界


解説: 戦渦に身を置く看護の母。助けたい...救えない...。矛盾の中に彼女はいた

テーマ:  この渦に身を置く看護の母。助けたい…救えない...矛盾の中に彼女はいた。

解説:  ナイチンゲールは裕福な家庭に生まれたが、その平穏な日常を捨てた。なぜ、犠牲を払ってまで看護の道を選ぶのか。終わりが見えない闘いの中に、生きる希望を灯したいという“可能性の光"を求め続ける。


大学ホームページより


■代表学生コメント(舞台表現学科 ダンスコース3年 高階泉希) 今回、高校・大学ダンスフェスティバル神戸に参加したきっかけは大学生として特別プログラムに出たいと思ったからです。昨年も大会へは参加しましたが、惜しくも賞まで届きませんでした。私は高校生の時から本大会へ参加させていただいていて、チャンスがあるなら今年は代表者として挑戦したいと思い参加をしました。 今回の作品を作るにあたり大切にしてきたことは、主人公の感情が積み重なっていく過程が浮かび上がるような演出です。フローレンス・ナイチンゲールの、看護師の生涯を題材に創作しました。手を差し出す努力の積み重ねで、ほんの小さな事ができるようになっていくけれど後ろを見るとまだ何も状況は変わっていない。1人の微力な力ではまだ物事を変化させることは出来ない。そうした現実の中でも前を向いて歩き続ける様子を演出することで、ハッピーエンドでは終わらず、現実に立ち向かい力強く生きていく様子を伝えたいといった表現を最後まで追求しました。賞をいただけたことは、沢山の人の支えがあったからです。関わってくださった方々に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。


■教員コメント(顧問:三輪亜希子先生(舞台表現学科 専任講師)) 尚美学園大学の大会チームはダンス、演劇、ミュージカルコースの集う有志チームで毎年参戦しています。今年の作品は、歴史と心理がキーワードでしたため、身体で演じ切ること、台詞を纏ったようにノンバーバルに伝えること、これをどう作品として落とし込むかを根源的にリサーチし、振付や動き方の細部まで学生と模索した半年でした。物語の語り部となる身体性を纏った学生の新たな一歩に立ち会うことができました。サポートしてくださった皆様に心から感謝申し上げます。


■教員コメント(コンクールチーム監修:清水典人先生(舞台表現学科 准教授)) この作品創作を通して、ナイチンゲールのように、学生自身が自身の意志を持ち表すこと、そして自身は誰かのために手を差し伸べることができるのかという問いを立てて取り組みました。体調不良やケガなども経験しながら、仲間と思いをぶつけながら、日々共に踊れる幸せを今噛み締めていると思います。試練の先に光が見え始め、その先に必ず幸せがやってくることを今回の活動が裏づけてくれていると思います。

受賞作品による特別プログラムで踊った学生達はまた一段と大きく豊かになっていました。

舞台で表現することで、豊かに成長していく姿には、心から感動しました。

清水典人



・第 54 回埼玉全国舞踊コンクール創作舞踊部門

第 5 位 埼玉県舞踊協会奨励賞

埼玉芸術文化祭実行委員会奨励賞

埼玉県舞踊協会賞


・第 34 回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)

審査員賞


大会結果



・東京なかの国際ダンスコンペティション 映像なかのコンペ 2022 創作部門

第 1 位 なかの洋舞連盟賞受賞作品








第54回埼玉全国舞踊コンクール

 昭和42年創立、以来県内のバレエ・モダンダンスの普及発展と、会員舞踊家自身の研究向上、並びに次代の舞踊家育成を目的に、次の年間行事を開催しています。

埼玉県舞踊協会では県下の舞踊芸術(バレエ・モダンダンス)の振興をはかり、県民舞踊文化の向上を期するとともに、全国の舞踊文化の発展 を目的として本コンクールを開催しています。 1舞踊芸術の向上と次代の舞踊家育成をはかる。

2県民一般の舞踊芸術への鑑賞力を高める。

主催 埼玉県舞踊協会

後援 埼玉県、埼玉県議会、埼玉県教育委員会、(一社)埼玉県文化団体連合会、朝日新聞さいたま総局、埼玉新聞社、東京新聞さいたま支局、 毎日新聞さいたま支局、読売新聞さいたま支局、テレビ埼玉、チャコット(株)、 一般社団法人 現代舞踊協会、(公社)日本バレエ協会、(公財)橘秋子記念財団、(公財)埼玉県芸術文化振興財団


全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)

 「ダンスの甲子園」の名のもとに、全国各地の高校・大学のダンス部または、有志グループ等がそれぞれの思いやテーマをダンスを通して全身で表現する大会です。創作ダンスの全国大会としては、唯一の大会であり参加者数・観客数ともに年々増加し、文字どおり、「神戸の熱い夏」をダンスで彩ります。

主催:公益社団法人 日本女子体育連盟・神戸市・神戸市教育委員会

主管:全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)実行委員会

後援:スポーツ庁・(公財)日本スポーツ協会・NHK・(公財)全国高等学校体育連盟 全国高等学校長協会・兵庫県・兵庫県教育委員会 (公財)神戸市スポーツ協会・(公財)ミズノスポーツ振興財団



東京なかの国際ダンスコンペティション

 「ジャンルを超えたユニークなコンペティション」として、なかのZEROホールを拠点に1999年から始まりました。海外は主にアジア諸国から、国内では30都道府県にのぼる地域から参加があります。技術、個性、芸術性、ダンサーの輝きなどを含めて「見る人に感動を与えることができるかどうか」を審査の視点におき、新星の発掘やダンスの発展と大衆化をはかることを目的に、舞踊の可能性を求めて開催され続けています。現在も,当コンペティションで輝くように生きる力を発揮した多くの方々が、国内外の舞踊界で活躍しています。今年で,25年目を迎えるコンペティションです.

主催:なかの洋舞連盟






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